国内最大級の生産キャパシティを有する和歌山本社敷地内の自社縫製工場。
全スタッフが「迅速・丁寧」を心がけ、心を込めた製品作りを行っています。
最新鋭の機械の導入、生産ラインの工夫、そして熟練の職人技、
さらに、カーテン業界では先んじて、Iotを活用した生産品質管理を行い、
高品質なカーテンを、より早くお客様のもとにお届けします。
延床面積2,678坪生産キャパシティ500,000㎡/月
工場スタッフは全員がバーコードリーダーを持ち、商品に付与されたバーコードを各工程で読み込むことで、単一商品レベルでの工程管理、スタッフの生産性の管理の精緻化を実現しています。
反物の状態で入荷した生地を、裁断前に専用の「透かし検品機(生地の裏から光を照射)」で、傷やほつれ、生地の傾きなどを精緻にチェック。使用する生地のクオリティを管理しております。
乾燥状態での、静電気による商品への糸くずやホコリの付着を防ぐために、検品・箱詰め工程の作業場全体に、専用装置で加湿ミストを散布し、縫製段階から製品を美しく保ちます。
製品出荷時には専用のセンサーゲートを通し、箱の中への異物混入を防止。マイクロICチップを採用しております。
縫製スタッフは、持ち場によってエプロンのカラーを着分けています。赤・青が縫製ラインの2チーム、緑が反管理・裁断チーム、茶色が特殊縫製チームです。縫製ラインを青ライン、赤ラインと「2ライン制」にしているのは、2つのラインが生産性を比較することで品質・効率改善の機会を増やすためです。
通常のオーダーカーテン以外のシェードや特殊な形のカーテンもオーダーメイドで製作いたします。お客様のご要望に合わせ、熟練の職人が一枚一枚手作業で縫製。カーテン以外にもクッションカバー・ベッドスプレッドなど、幅広く対応することが可能です。
お客様の注文内容をシステムで処理し、商品・縫製の知識が豊富な受注担当者が指示書を作成します。
数千本の原反を工場に在庫し、すべてシステムで管理。指示書に従い、必要な生地を迅速に移動させます。
生地を継ぐ際に、柄が合うように計算し、必要な生地をcm単位で正確にカットします。生地の種類に応じて、機械と手作業を使い分けます。
裁断した生地を、柄ズレが起きないように、巾継ぎ専用ミシンで縫い合わせます。生地に合わせた色の糸を使用し、縫い目が目立たない工夫をしています。
巾継で縫い合わせた箇所にアイロンかけ、きれいに整えます。
カーテンの裾(すそ)部分を3つ折りで縫製します。生地を三重に縫製することで、オーダーカーテンならではの高級感と、美しいシルエットを生みだします。
正確にカーテンの丈(たけ)を合わせるため、専用の裁断機にカーテンを吊り上げ、mm単位で計測し、カットします。
ヒダ山を美しく作るために、カーテン上部に芯地を縫い付けます。厚地カーテンとレースカーテンの特徴に合わせ、別の芯地を利用します。
カーテンの左右の端「耳」を、正確かつ丁寧に縫い上げます。機械化することが難しい工程のため、熟練の職人が手作業で行います。
専用のプレス機や手アイロンで、裾・耳の縫製箇所を整えます。
最新のヒダ取り専用ミシンを導入しているので、美しく安定した仕上がりを実現します。
ヒダを美しく保つために特別なフックを使用し、ひとつずつ丁寧に差し込んでいきます。
専用の機械で、生地に熱を加えることで、形態安定加工を行います。カーテンの裾が広がらず、すっきりとまとまり、美しいウェーブを演出します。
一枚一枚、カーテンを吊り上げ、丈の長さや各工程の縫製部分を最終チェックします。丈の長さはミリ単位でのチェックをし、プラスマイナス5mmを許容範囲としています。
1枚1枚シワにならないよう注意して、専用のビニール袋へ。そのあと、丁寧に箱詰めして、お客様のもとに出荷します。